2010年7月28日水曜日

言葉のカベ その2

前回、「ビサヤン」と「セブアノ」についてちょこっと書きました。
その後、たまたま知り合った学生が複数言語地域のちょうど境界あたりの出身だということで、「いくつしゃべれるの?」と聞いたら「んーと、英語とビサヤ語も入れると6つ、かな。」
すげ… 

フィリピンの現地語は、日本の方言のようなものかと思ったらそうでもなくて、国内なのに全然違う言葉じゃん!という感じです。ということは、彼は実質、6ヶ国語を操るということになる。いいなぁ、私もそうなりたいなぁ。と言ったら「あはははは」と笑い飛ばされましたけど。
ちなみに、お父さんのご実家がセブ市内だとかで、ビサヤ語は特になじみが深いようです。で、ビサヤンとセブアノの話をしてみたら、どっちも「ビサヤ地域・セブ近辺に住む人」と「その辺で話されている言葉」の両方の意味があるのだそうで、それを説明してもらってすごく納得がいきました。

「ちょっと言葉教えてくれない?」と彼に頼んでみました。
そしたら「英語?それともビサヤ語?」
「えーと… 両方!」「あはは、いいよOK!」楽しいです。

最後に、「実は英語の方が深刻なんだよね。授業、全部英語だし。専門用語がよくわからなくて困ってるの。」と言ったら… 陽気な彼がいきなりまじめになり、「専門用語かぁ…専門用語だけは、教えてどうにかなるもんじゃないからなー。覚えるしかないよ。」
勉強するしかない、ということです。でも、勉強には付き合ってくれるそうです。
しかたない、がんばるか!

P.S.
今年は残念ながらスポーツ大会に参加できませんが、来年は水泳部、入りたいと思っています。参加はできないけど応援してます。8月12日!がんばってねみんな!